この度、自由を守る会推薦さんのへあや(前江東区議)が国政政党・労働組合・既得権益団体から一切の支援もなく当選を果たすことができました。

江東区民の良識の勝利であり、国政政党に依存しなくても1名区で当選することの結果を出し、多くの無所属・地域政党で地道に取り組む非国政政党議員と地域住民に大きな勇気と希望と可能性を与えるものとなりました。

一方、現職の小池百合子知事(71)が2,918,015票(有効票比42.8%)を獲得して、3選を果たしました。
自由民主党・公明党などから支援を受けた小池氏が「圧勝」と報じられる結果となる一方、立憲民主党・日本共産党・東京生活者ネットワーク・緑の党グリーンズジャパンなどの支援を受けた蓮舫氏は、元広島県安芸高田市長で無所属の石丸伸二氏に37万5千票余りの差を付けられて、3位に沈みました。

 また、9選挙区で執行された、都議会議員補欠選挙では、都民ファーストの会が3議席、自由民主党が2議席、立憲民主党が1議席、無所属・その他が3議席を獲得しました。2名を擁立した日本維新の会は、議席を得られませんでした。

自由を守る会は都議会初の複数議席!

 地域政党「自由を守る会」は、知事選告示を受け、小池都政の継続は都民益を害するものであり、断じて望まないということを断言することを表明いたしました。一方で、都議補選江東区選挙区(定数1名)に、元区議(2期)で前回区議選にトップ当選したさんのへあやを推薦候補として擁立し、上田代表以下、連日、全力で応援に入りました。その結果、幅広い区民の皆様からご支援を賜り、87,249票(有効票比37.1%)で当選を果たすことができました。

 地域政党が定数1名の選挙を制することは、画期的です。江東区民に既成政党によらない清廉な選択肢を示し、自民党など国政政党に属さない、しがらみフリーなさんのへが当選できましたことに、改めて感謝を申し上げます。

 この結果、都議会会派の地域政党自由を守る会は2名となり、予算・決算などの特別委員会への参加や本会議討論ができる可能性が大きくなってきました(認められるかは議会運営委員会で協議して決定。)。

 一人会派でも質問権を鋭くフルに活用し、都民のための政策を実現してきましたが、今後は活躍の幅がさらに拡がることになります。ご期待ください。

今後の取り組みと本会の役割

 残念ながら小池知事の3選を許してしまいましたが、自由を守る会は都議が2名となりました。上田に加えて、さんのへもこのような小池都政を厳しいチェックし、都民の税金の使い道を厳しくチェックしてまいります。

 先の第2回定例会では、上田が提案した小池知事不信任決議案が蓮舫候補を推薦した会派・議員を含む全員で否決しましたが、小池知事に不正や問題、公約違反があれば、不信任決議案を提出し辞職を迫る覚悟で、議場に臨んでまいります。

 また、来年夏の都議選に勝利し、知事リコールの成立を視野に入れつつ、小池都政をどの会派よりも厳しく、ファクトとエビデンスに基づいて、正していきます。

 都民のみなさまの変わらぬ、ご支持、ご支援を地域政党「自由を守る会」に賜りますようよろしくお願い申し上げます。