江東区長選挙は、12月10日に投開票が実施され、新区長が選ばれました。
自由を守る会は、前江東区議のさんのへあやを推薦し、初の江東区長選挙に臨みました。
開票結果は、以下です。
大久保朋果 無所属・新 5万7029票＝当選 自民・公明・都民ファースト推薦
酒井菜摘 無所属・新 3万4292票 立憲民主・共産・れいわ・生活者ネット推薦
さんのへあや 無所属・新 3万132票
猪野隆 無所属・新 2万8819票
小暮裕之 無所属・新 1万2649票 維新推薦
【区民の信頼を失った江東区政・政局】
無所属の新人で元都庁官僚、自民党、公明党、国民民主党、都民ファーストの会が推薦し小池百合子都知事が全面支援した大久保氏が、立憲民主党や共産党などが支持した酒井氏やさんのへらほかの新人4人を抑えて初めての当選を果たしました。
江東区長選挙の投票率は39.20％で、前回（今年4月）の選挙を9.66ポイントも下回りました。
これまでで最も低かった平成23年の45.75％も大きく下回り、４割を切って過去最低を更新する結果になりました。
江東区政においては、昨年発覚した元議長による清掃業務委託の入札をめぐるあっせん収賄事件による有罪判決、今年４月の区長選挙では木村弥生前区長によるインターネット有料広告をめぐる公職選挙法違反による半年余りでの辞職、それを示唆したとされる柿沢未途衆議院議員は、公選法違反及び買収が疑われ地検特捜部の捜査が及ぶという、区民の政治不信を著しく傷つける事件が繰り返されました。
全て自民党であり、木村前区長については、立憲民主党議員も応援をしており、この不祥事と関わったり応援したりされたりしていた国政与野党が「混乱から安定へ」「古い政治とキッパリ決別」と、看板をつけかえて女性候補を担ぎあげた構図となりました。
【覚悟を決め善戦した さんのへあや】
４月の区議選で過去最多得票にてトップ当選したさんのへは、誰よりも厳しくこれらの悪事・不正を許さずに追及してきました。公職選挙法違反について弁明する記者会見に区職員を使用したことを明らかにし、木村前区長を辞職に追い込みました。
さんのへあやは、候補者が出そろって、この顔ぶれでは地に落ち果てた江東区の政治状況を打破することは到底できない、区政の不正と混乱を正していくためには、悩みに悩んだ末に自らが立候補するしかないと考え、告示僅か４日前に立候補を表明するに至りました。
各地で定例議会が開かれる中の短期決戦でしたが、このさんのへの決断を受け、代表の上田令子以下、自由を守る会メンバーが全力で応援に入りました。
他の候補は、猪野氏を除き「無所属」を語っていても実際は、国政与野党の推薦を受けていました。
区長選挙が、国政政局のための衆議院議員選挙の前哨戦となり果てるところ、さんのへあやの立候補により、大番狂わせとなる巨石を投じました。
大久保候補には小池百合子都知事・自民公明議員、野党連合の酒井候補には大物野党国会議員が連日のように押しかけ応援しているなか、組織票・政党票が一切ないさんのへあやが、しかも出遅れた超短期決戦にも関わらず、 3万132票も怒りの一票、期待の一票、しがらみのない一票を寄せていただきましたことは江東区有権者の皆様の良識を固く確信させていただいた次第です。
大手メディアは「大差をつけて大久保氏当選」と報道していますが、4月の区長選挙では、自民・公明・都民ファーストは別々の候補者をたてたものの、その際は合算して13万票もありました。しかし、今回は総がかりで一本化したのに５万票に大幅に減らしたことを猛省頂きたいと思います。
【未来につながる成果を受けて】
選挙戦では、今春の区議選での子育て世代に加え、区の北部などで年配者からも期待の声をかけられました。日に日に支持の拡がりを実感するものでした。
今回自由を守る会では、初めて「確認団体車」（政治活動用自動車）を出すこととなりました。
さんのへあやは、選挙カーにて、代表上田は連日確認団体車に乗って、政策を届けました。
当選という結果は得られずご期待に応えられなかったのは、極めて残念ではありますが、直に街の風を感じ、確かな手ごたえも感じさせても頂いた次第です。
さんのへは一旦、区議会議員の職から離れますが、引き続き、自由を守る会とともに区民の手に区政を取り戻す江東区政の正常化と政治倫理の確立、区民が自分の税金を自分で使う自由を守ることを全力で進めてまいります。
▲自由を守る会メンバー・各地無所属議員・仲間と家族の手弁当選挙でした
▲最終最後のマイク納めでは動員もかけずに多くの方が集まりました（感謝）
今回の区長選で示された、熱く暖かいご声援に心より感謝を申し上げますとともに、さんのへ への変わらぬご支援をお願いいたします。さんのへによる地域政治改革への闘いは、まだまだ続きます。ご期待ください！！
https://www.youtube.com/embed/XPLqTDgkoiw?si=EqMVJ4fUYjoR-aLs
▲1:12:20あたりから、選挙戦を振り返った、さんのへあやの弁、自由を守る会見解を述べてます
【代表総括】
自分の部下である元都庁女性幹部を選挙のために品川区から転居させて、立候補させること自体
江東区民を愚弄しています。
さらには、選挙の締めくくりマイク納めの時間も場所も各陣営それぞれ良識のもと情報共有して
棲み分けているというのに、さんのへあや陣営ににワザワザ、小池知事の乗る大久保候補の通称“金魚鉢”が乗りつけてきました。
衝撃の瞬間動画はこちら
立場上、出口調査結果も聞いているのでしょう、小池百合子なる女の意地とお行儀の悪さと
凛としたいかにも育ちの良いのコントラストが切り取られた瞬間を我々は一生忘れず、目に胸に焼き付けて権力と闘い続け、各地域に国政政局と一線を画した最良の選択肢をお示し続けてまいります。
