あけましておめでとうございます。
 東京の地域政党「自由を守る会」への日頃のご支援に心より感謝申し上げます。
 一昨年11月21日の創設以来、試行錯誤を重ねつつ、元気に活動させていただいております。
 国政を見ますと、自公政権は、看板だった「アベノミクス」の失速、国民合意なき安保法制の強行など、国民の信を急速に失いつつあると感じております。
 一方、野党側は、相変わらずの「数合わせ」による政界再編を目論む面々、自公政権にすり寄る面々、まとまるとは思えない国民連合政府論を唱える面々など四分五裂状態で、暗澹たる思いになります。
 最初は小さくてもいいので、希望が持てる国政政党が育ってほしいと思っています。
 私どもは「地域政党」ですので、その守備範囲は、東京圏の個々の自治体となります。埼玉県和光市などのように、独自の取り組みで大きな成果を上げている自治体は、「地方自治の可能性」という意味でお手本になると思います。
 「これまで通り」では、すでに到来し、さらに拡大する難局は乗り越えられません。まずは自らの守備範囲で、しがらみにとらわれず、大胆な改革を断行すること。それが大事だと思っています。
 「自由を守る会」の今後の取り組みとしては、以下のようなことを考えております。
(1) 東京圏の各自治体に志を同じくする仲間を増やすこと。これは来年の都議選・小金井市議選、3年後の統一地方選も視野に積極的に有為の人材を議会に送り出すということです。
(2) 政策研修、選挙講座など、会員のスキルアップを図ること。
(3) 「地域政党サミット」を通じて、全国の良質な地域政党と連携。切磋琢磨すること。
(4) 広報体制を充実し、多くの有権者に「自由を守る会」を知ってもらうこと。そして参加してもらうこと。
(5) 衆参両院選挙においては、考え方の近い候補者と、きちんとした政策協定に基づいて連携すること。
 質量が100の政党でも運動が1であるなら、運動総量は100になります。質量が1の政党でも運動が100であるなら、運動総量は100になります。
 大きな組織を持たない=しがらみを持たない、という決意をしている以上、「行動」が大事であり、その「行動」は未来の子どもたちのためのものでなくてはなりません。
 年頭にあたり、その決意を明らかにし、挨拶とさせていただきます。

平成28年1月
自由を守る会 事務局長 渡辺大三(小金井市議会議員)