東京都議会に「小池百合子知事の辞職を求める請願書」を提出

地域政党「自由を守る会」は、渡辺大三幹事長名で去る5月25日、東京都議会に「小池百合子知事の辞職を求める請願書」を提出しました。
本日開催の都議会総務委員会に付託され、審査される予定です。
都議会の各会派、各議員におかれましては、何卒、この請願書にご賛同いただきますよう、お願い申し上げます。

以下に請願書全文を掲載します。

請願書

小池百合子都知事の辞職を求めることに関する請願書
令和3(2021)年5月25日 提出

東京都議会議長

石川 良一 殿

 

郵便番号:184-0012

住所:小金井市中町3丁目26番15号

第三畑山コーポ301号室

地域政党「自由を守る会」

幹事長 渡辺 大三

紹介議員

上田令子

議員各位の都政発展に向けてのご奮闘に衷心より敬意を表します。

憲法第16条、請願法、地方自治法第124条、東京都議会会議規則の規定に基づき以下、請願いたします。充実したご審査ののち、ご採択賜りますようお願い申し上げます。

請願事項

小池百合子都知事が直ちに辞職(退職)することを求めます。

請願理由

コロナ禍に苦しむ都民をよそに小池百合子知事は2期目再選に当たって、「給与半減日本一安い知事」と吹聴していたにも関わらず、2020年8月21日、満額換算で約3500万円もの退職金を受領してしまいました。また、遅きに失した新型コロナウイルス感染症対策を補うかのごとく、令和2年度に知事CM等巨額広告費12億円も投入しましたが、3度にもわたる緊急事態宣言となり、感染拡大防止に至らなかったことは明らかです。

都民の生命・健康を省みず、1回目の緊急事態宣言以降今日まで、専決処分は実に20件に及び、うち補正予算は、10件を数え総額は一兆円を超えています。埼玉県、千葉県、神奈川県は都度臨時議会を知事召集のもと開催しているにも関わらず、小池知事は都民・都議会軽視も甚だしく、結果大手飲食チェーン店の時短協力金支給が著しく遅滞し全国的な批判を浴びるに至りました。また、経済的打撃に苦しみ終えず営業をする店舗の中で、そもそも飲食店を追い詰めたコロナ対策を講じたのが誰であったかの自覚もなく見せしめ的に特定の一社をつるしあげた独裁的措置は経済活動の自由を脅かし、民主主義を冒涜、愚弄するものであります。

第二回緊急事態宣言政府要請も、都庁関係部局、都議会、区市町村、保健所との調整も全くないままに実施、また、千葉県、神奈川県、埼玉県知事に対しても虚偽の根回しを行うなど、独断専行によって大きな混乱をもたらしました。毎々、オリパラの動向や、国政政局ばかりに気を取られ自己中心的な判断でコロナ対策を進めた結果、全国的に感染が広がった責任は東京都知事にあります。

コロナ禍に見舞われる前から、自由を守る会は身の丈に合った財政運営を求めていたにも関わらず、毎年過去最大級の新たなバラマキともとられかねぬ不要不急のヨコモジ・カタカナ事業を展開した結果今日、非常に苦しい財政状況至りました。歴代知事らが、堅実に積み上げてきた財政調整基金(都の貯金)約1兆円の9割方を小池都政では使い果たし、補正後残高は223億円に激減する一方、都債残高(都の借金)は4700億円も増加、これ以上の痛手・借金を東京都民に被らせるわけにはなりません。

自らの政治生命と野心ために都民の生命線となる血税を何の痛みもなく使い切り、自分ファーストのために放蕩・散財した責任は贖いようもなく即刻退職を求めるものです。

以上