地域政党自由を守る会代表 上田令子 年頭所感

謹賀新年 本年は天候に恵まれて、東京では、近年まれにみる美しい初日の出を拝むことが出来ました。皆様におかれましては、新たな年の始まりにおきまして、ますますご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。
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▲上田地元江戸川区新川から日の出を臨む

政局主導の首長(知事・区長・市長など行政の長)がシロアリのように血税を食い尽くす

本日御用始めでしたが、早朝6時8分小笠原諸島で震度5強、M6.1 の強い地震が発生し、首都直下型地震対策が喫緊とされる東京においてにわかに危機感を新たにしなければならないことを改めて実感いたしました。耐震、治水、木密対策等のインフラ整備が急がれるにも関わらず、小池都政においては、足元の防災・減災対応は遅々として進展していないことが、専門家からも指摘をされているところです。
先の東京都予算方針でも防災・減災は顧みられることはありませんでした。昨年第5波のなか強行された、東京五輪は「復興五輪」を高らかに掲げながらも、痕跡は影も形もなく東日本大震災から10年余りが経過し、地域と地域住民を守るための諸課題は置き去りにされたままでした。

少子高齢化による税収の激減、財政需要の増加は当初私どもが想定した約束された未来よりも、コロナ禍により十年単位で前倒しされ、切迫の度合いを強めているにもかかわらず、毎年過去最高額の予算編成を行い、相変わらず都債(都の借金)を4,712億円(決算額)も発行し、現在約5.29兆円(令和3年度末想定)にのぼります。一方、一兆円近くあった財政調整基金(都の貯金)の9割方を使い果たしており、借金を増やし貯金を食いつぶし続けています。
その原因となった専横的な小池都政の象徴は、都議会が開けたにもかかわらず軽視し前代未聞の17回もの専決処分を繰り返し、「コロナ対策」に名を借りたバラマキ事業、効果が懐疑的で思い付きとしか考えられぬ、ヨコモジ・カタカナ・言葉遊び事業を散発、自身が度々登場するCM等広告費に12億余も投じる等、有事において到底「ワイズスペンディング」と思えぬ無計画な財政運営を行っていることです。
国政政局と、IOCへの忖度により、コロナ対策の判断を大きく誤り判断が遅れ、都民の命・健康をおびやかし、都内事業者には多大なる経済的損失を与え続けています。

このような、ずさんかつ放漫財政に翻弄され続けている区市町村も、ツケを回される地域住民や子どもたちもたまったものではありません!!

この点に関して、厳しく指摘できる都議会唯一の会派として「地域政党自由を守る会」は小池都政と今年も対峙し都民のため、一歩も引かず、忖度せず議会活動をさせていただく所存です。

地域住民のため地方政治・行政を

小池百合子知事は、「都民ファースト」「東京大改革」を高らかに掲げ国政政党の応援を受けず、地域政党自由を守る会だけが応援して初当選を果たしました。都民は、国政政党や政局、労働組合、業界団体と一線を画してくれると信じて一票を投じたのでした。
しかしながら、突如として「希望の党」を立ち上げ、国政進出にに野心を燃やし始め、労働組合「連合東京」をはじめとする既得権勢力と手を組み、唯一応援をした自由を守る会へは解党を強要し、都民の期待を残忍に裏切って「東京大改革」を大きく変質させたのであります。

その一部始終を見てきた、地域政党自由を守る会は、改革を唱えた「小池百合子」という人物に、一時は地域主権・生活重視・脱官僚の断行を期待してしまいましたが、「東京大改革」は全くの詐術であり、それに一早く気が付いて、警鐘を鳴らしつづけ、今日に至ります。

地域から政治を動かす改革の担い手が、今こそ求めらています!

政治の主役は、国政政党でも、政治家でも官僚でも労働組合でもありません。一人一人の地域住民なのです。
昨年、自由を守る会メンバーの重要な3つの地方選挙で、地域住民の自由、自主、自律に基づいた力強いご支援・ご支持を賜り勝利を収めることができました。
3月に行われた小金井市議会議員選挙では幹事長の渡辺大三がトップ当選を果たし8期目に入ることができました。
5月には、本会でも各議員が連日応援に入るなど全力で支援をし3期市長を務めた松本たけひろ顧問のバトンを引き継ぎ柴﨑光子埼玉県和光市長が誕生しました。
さらに7月には、私上田令子が、ネットメディアや自称選挙の「プロ」、選挙ポータルサイト等で国政選挙の「前哨戦」と位置付けられ、執拗に「組織候補優勢」「上田苦戦」を報じられる中、江戸川区民の皆様は讒言には耳を貸さず、まさかの3位当選を果たしました。江戸川区において、国政政党や労組に所属しない完全無所属での全人未踏・空前絶後の初めての都議会議員となりました。

いずれの選挙区も自民・公明・共産・立民他国政政党候補がおり集会や電話かけ、動員をかけるなどの従来型の選挙を展開していたにも関わらず、そのどれも行わずに地道に政策や実績をうったえてきた我々が、下馬評を覆した勝ち抜いたのです。
これらの勝利が示すものは、既存国政政党及びその議員にホトホト地域住民は腹が据えかねており、地道に地元で働く地方議員や市長をしっかりと見ていてい評価し一票を投じていただいたということです。

自由を守る会メンバーは、各議会で一歩も引かず孤軍奮闘する「猛虎集団」です。
たった一人でも、独自調査をした揺るがぬ証拠を突きつけ、ごくまっとうな当たり前の指摘をすれば、議会は動く、政治の力で行政は変わり、それを静かに見てくださっている有権者がいます。

来年の春4月に迫りました、統一地方選挙において、私どもと思いを一つにして、「議員になりたいだけの議員」ではなく「地域住民のために働く、そのために闘いもいとわず、決して屈しない議員」を増やしてまいりたいと考えて準備を進めております。そのためにも、各地の地域政党と連携を図り、上田が代表もつとめる地域政党サミットとも連動し全国の猛虎議員と力を合わせて日本の未来を地方から元気にしてまいります。

我こそはという方、国政政党所属議員には逆立ちしたってできない世直しをともに展開していこうという猛虎のような方の地方政治への挑戦を心よりお待ちしております。(候補者公募のご案内
また、挑戦を応援してあげよう!という方からのご連絡・ご寄付もお願いしております。

地域政党自由を守る会 代表上田令子

 

自由を守る会幹事長 渡辺大三 年頭所感

あけましておめでとうございます。
皆様には、幸多き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、私ども東京の地域政党「自由を守る会」が大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

昨年は、「自由を守る会」代表を務める上田令子が都議選で三選を果たすことができました。全都127人の都議選当選者の中で、国政政党とのしがらみ、知事とのしがらみ、利権団体や労働組合とのしがらみを一切有さずに当選したのは上田令子を含めたった2人だけでした。私ども「自由を守る会」は、この1議席を有効に活用し、情報公開や都政刷新、議会改革を大胆に進めていきたいと考えております。

また、私事ではございますが、昨年3月の小金井市議選では、第1位で当選を果たすことができました。国政政党に属さずとも、地域政党として議員活動をコツコツ積み重ねていけば、有権者から一定のご評価はいただけると再認識した次第です。

1年4か月後の統一地方選では、「自由を守る会」に所属する4人の区議会議員が改選を迎えます。4人ともそれぞれの地域で個性的な活動をパワフルに展開しております。ぜひご注目ください。また、良い人材を得られれば、東京の地域政党として新しい議員も増やしていきたいと考えております。

上田令子が代表を務めます全国地域政党連絡協議会(地域政党サミット)は、新型コロナウイルス感染症の影響でしばらく活動ができませんでしたが、昨年末にはZoomミーティングを開催し、今後活動を再開していく方針を確認しました。全国の地域政党のネットワークづくりにも取り組んでいきたいと考えております。

本年も「自由を守る会」にご指導ご鞭撻賜りますよう心よりお願い申し上げます。
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自由を守る会 幹事長 渡辺大三(小金井市議会議員)