各地の地域政党と交流・懇親

去る8月4日、グランドプリンスホテル京都で、第8回地域政党サミットin京都が開催され、上田令子代表、渡邊大三幹事長、三戸安弥幹事ら4名が参加し、各地の地域政党と交流・懇親を深めました。

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地域政党サミット(地域政党連絡協議会)

地域政党サミットとは、地域政党の対等・協力のもと、各地域政党の活動を盛んにすることで、地域住民が自ら治める「自治」を実現することで有権者の選択肢を増やし、地方議会と地方自治体を活性化することを目指し、「政治の地方分権改革」を共通課題にしている2015年に発足した緩やかな連合体です。

現在は、10の地域政党で構成しており、代表は本会の上田令子が務めております。

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 幹事会の開催

講演会に先立つ幹事会では、今春の統一地方選挙への参加各党の取り組みと成果が報告され、今後の活動について闊達な意見交換がされました。

 

一般公開での講演会

基調講演では、地域政党サミット発足時からの顧問である元三重県知事の北川正恭先生から、補助金による政策誘導を用いた中央集権の亡霊を打破し、地域創生を進めるためには、自治体議会が日本を変える、変えないといけないんだ、というパッションのもと、各地に地域政党が育っていかなければならない、とのお話がありました。

続く講演においては、元京都府知事(4期)で京都産業大学教授の山田啓二先生からは、「日本を幸せにする地方自治の道」との演題で、25年後の人口動態は、一番多い人口層は女性の70~75歳代、2番目は女性の90歳以上となることから、超高齢化社会では消滅する都市が増え、地方の役場の機能も働かなくなる、ソサイエティ5.0やマース(MaaS)の時代へ向け、主体的に行動する人々が連係を進め、地方分権を進化させていかなくてはならない、と府知事や全国知事会会長の経験から述べられました。

元通産官僚で徳島文理大学教授、多数の著作を有する評論家・歴史作家の八幡和郎先生からは、「これからの政治展望 政治の裏から地方分権まで」との演題で、古代中国からの歴史的文脈や通産官僚当時の経験を踏まえ、日本が国際社会の中で主体的・自律的な立場を確保していくためには、地域社会が基礎にならなければならない、と地域政党への期待が述べられました。

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次回の地域政党サミット全体会

今秋、首都圏での開催が予定されています。新たな企画を準備してまいりますので、自由を守る会とともに地域政党サミットの活動につきましても、ご期待ください。