去る8月1日、東京都議会議事堂内で、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」[https://clearing-house.org/]理事長の三木由希子氏を講師に情報公開・公文書管理制度についての党内研修会を開催し、先ごろ当選した新人区議を含む所属議員5名が参加しました。

所属議員からは、区議会の本会議場の録画・録音データや非公開会議の情報公開請求、小学校への児童の水筒持ち込みの実態調査、宗教法人への地上権譲渡鑑定の適否を問う住民監査請求・住民訴訟などの取り組みが報告されました。

三木氏からは、「自治体と情報公開」とのタイトルで、情報公開法・制度を求める市民活動や各自治体の取り組みの経緯、争訟の現状、情報公開制度の特性と活用法とコツ、自治体ごとの公文書管理の状況と課題、公文書管理条例の必要性などが提起され、市民社会が十分に情報を知ることのできると、健全な緊張関係のもとで民主主義が良く機能する、また、目指すべきは、信頼されるための努力を前向きに行う政府や自治体であるとの、実践を念頭にした、濃密なレクチャーが3時間余り、質疑応答を交えて和やかに展開されました。

少人数ながら、講師を快く引き受け、濃密なご講演を賜り、充実した学びの時をご提供いただきました、三木氏に心より感謝をいたします。

今後は、ネウボラ型の子育て支援の先進自治体、都内児童支援施設への訪問視察、行財政・公会計改革の先進的な取り組み、子どもの権利条約・条例についてなど、現場主義の観点から闊達な学びを進めてまいります。また、8月4日には、「第8回地域政党サミットin京都」に参加し、各地の地域政党と交流・懇親を深めてきます。