私ども、地域政党「自由を守る会」は、12月13日執行の小金井市長選挙及び小金井市議会議員補欠選挙(定数2)において、地域政党「リベラル保守の会」とともに闘いを進めて参りました。

 市長選では、新人4名が立候補し、各国政政党が推薦・支援した3名に対し、無所属無党派の岩渕美智子さんを支援しました。結果は、民主党等が実質支援した元都議が当選、岩渕さんは、自民・公明推薦の元市議、共産・生活者ネットの市議らが支援した元市議に続きましたが、5,786票(約15%)の支持を受け、惜敗したものの既成政党に満足していない有権者の大きな受け皿となりました。

 実際、当選した民主党元都議の得票は12,849票で、前回都議選の14,628票(落選)はじめ2期8年の得票からも大きく後退しています。また、自民・公明推薦の候補者も、2011年に相次いで行われた前々回・前回に続いて大幅に得票を落とし、前回に比べても4,000票を越える減票となり、国政与党の推薦を受けながら、落選しました。

 市議補選では、6名が立候補し、無所属無党派の沖浦あつしさんを支援しました。自民党と緑の党の各全国政党が議席を得ましたが、沖浦あつしさんは7,048票を得て善戦し、共産党公認候補、民主・社民が支援した元市議を抑えて、636票差の次点(3位)に迫りました。沖浦さんの立候補決意は告示直前であり、事前の活動は他候補のようにポスターの掲示や全戸ビラの配付さえできませんでしたが、全国政党と互角の戦いとなりました。

 両選挙とも上田代表の陣頭指揮のもと、連日、所属議員・会員が支援に入り、大きな力となりました。善戦及ばず、苦杯を喫しましたが、設立後、初めての小金井での選挙となった地域政党「リベラル保守の会」は、既成の国政政党に飽き足らない小金井市民のご支持を受けることになりました。その一方で、この大きなご支持に応え切れなかったことは、私どもにとりまして重い宿題をいただいたと真摯に受け止めて、党勢拡大に向け、決意を新たにするものです。

 この大きなご支持に対し、着実に応え、政策の実現にまい進していくべく、小金井市での経験を地域政党サミットを通じて各地の地域政党と共有するとともに、今後とも、東京を中心エリアとした地域政党として、政策の研鑽を重ね、また、東京・首都圏の各種選挙において、積極的に候補者の擁立を図っていく所存です。

 すでに、本年3月に全国各地の地域政党と連携し創設した、地域政党サミットも来年1月には東京において第3回目の開催となります。既成の国政政党による地方政治の系列化には弊害も多く、ぜひ、地域政党の基盤確立に向けて、参加地域政党を拡大し、連携を強めていきたいと進めております。

 今後とも、ご指導、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

上田令子党代表支援候補の選挙結果

[小金井市長選挙]
1、岩渕美智子(新人/推薦)
2、定数:1人
3、立候補者数:4人
4、得票:5,786票
5、落選

[小金井市議会議員補欠選挙]
1、沖浦あつし(新人/推薦)
2、定数:2人
3、立候補者数:6人
4、得票:7,048票
5、落選

【12月13日執行 小金井市長選挙・小金井市議会議員補欠選挙の開票結果(小金井市HP)】

市長選挙の結果はこちらです。

市議補欠選挙の結果はこちらです。