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 昨31日、舛添要一前知事の辞職を受けての東京都知事選・都議補選が執行され、即日開票されました。
 その結果、私たち自由を守る会が全力で支援した小池百合子氏(64)が2,912,628票(得票率44.5%)を獲得し当選、東京都政史上初の女性知事の誕生となりました。全ての市区で1位となる圧勝でした。
 投票率は59.73%と、知事選単独としては平成になってから最高となりました。都民の関心の高さをうかがわせます。

 今回の都知事選におきましても、前知事の辞職以降、国政政党により幾度も繰り返された都民の声に耳を傾けない政治家たちによる既成政党・政治家のための候補者選びが進められようとしていました。自由を守る会は、主体性を持って、旧態依然としたこのような動きに追随することなく、地域のことは地域で解決するべく強い決意のもと、東京発、政界再生・活性化を目指し、都民益と自由・自治のため、全く新しいタイプの知事を誕生させる取り組みを進めてきました。
 このような中、「都民が決める。都民と進める。」を掲げ、自民党衆議院議員の身分を捨てて立候補をした小池氏を最適任であるとして、総力を挙げて支援し、当選に至りました。
 小池氏は、投票終了直後の当選確実の報を受け、「全てのお支えいただいた皆さまに感謝いたします。結果の重み感じながら都政に邁進していきます。小池氏は「これまでにない選挙活動だった。SNSなどを活用し、どんどんどんどん私を支えてくれる人の輪が広がっていった。選挙は往々にして悲しいというか悲惨というか、それを訴えるものが多いが、逆に楽しい選挙をさせていただいた。これまでにない都政、これまでに見たことがないような都政を皆さまとともに進めていきたい。女性も男性も、子どもも大人も、お年寄りもそして障害をもった方々も、みんなが輝ける東京を、ということを訴えてきた。」と冷静ながら力強くしなやかに述べました。
 自由を守る会は、都民のみなさまお一人おひとりのご支持・ご支援をもとに、17日間の選挙戦を展開しました。小池氏の勝利を受け、本来の二元代表制が機能する知事として、あらゆるしがらみを断ち切り、労働組合、宗教団体など既得権益団体・圧力団体と一線を画す都政のトップリーダーとなる小池新知事と連帯し、都政改革を進めていく決意を新たにいたしておりますところです。左右の既得権組織に依存した国政政党に対抗し、選挙に臨んだ以上、厳しい都政運営が予想されます。小池氏への都民の声を都政にいち早く反映すべく、引き続き、都民のための都政改革を実現すべく、取り組みを進めてまいります。

 なお、都議補選では大田区選挙区で、みぞぐち晃一氏を支援し、47,400票を獲得しましたが、当選には至りませんでした。地域政党としての課題と力不足を真摯に受け止めるとともに、ご支持・ご支援を賜りました大田区のみなさまに、心より感謝を申し上げます。

2016(平成28)年8月1日
自由を守る会  代表 上田令子